社会人としてのキャリアをスタートさせた会社はメーカーだった。そのメーカーではプログラマとシステムエンジニアは別組織となっており、求人も別に行っていた。就職試験を受ける時点で将来、プログラマになるのかシステムエンジニアになるのかを決めなければならなかった。
今思えばこの2つの仕事がどんなに違うかを理解していたかといえば、怪しい感じだった。その求人票の勤務地はプログラマは横浜、システムエンジニアは東京と書いてあった。あまり悩まないで、東京よりは横浜の方がいいかなぐらいの漠然とした思いでプログラマとなった。
入社後の教育でプログラマはプログラムを書く、システムエンジニアとはミドルウェアなどをつなぎ合わせてシステムを構築する。こんな感じの説明を受けて、それやったらプログラマの方が物が作れるし、全然かっこいいやないかと思った。
それから時間が過ぎていまはなぜか、システムエンジニア>プログラマのような階級がある。この階級は業界内では大きな意味をもち、エンジニアの待遇もこの階級によって違う。なので業界では誰もが「システムエンジニア」を名乗っている。
私は普段から職業を聞かれたとき、「プログラマです。」と答えている。お客様先へ伺って仕様を策定して、システム作成までおこなっているが、やっぱり自分ではプログラマだと思っている。今もプログラマの方がかっこいいと思ってるんだけどな。
2013年2月17日日曜日
2013年2月16日土曜日
少しは今風のページを作りたい
「まず自分でやってみるまで、誰かを雇ってはいけない。」
37シグナルズの「小さなチーム・大きな仕事」に書いていたことだ。これは雇うだけでなく、他のメンバーに仕事を割り振ったりしたり、外注さんにお願いしたりするときでも同じだ。まず自分でやってみてその仕事がどんな感じなのか掴む。有効なルールであると思う。
自己啓発本の類いを読むとすぐ影響されるタイプなので、ウェブページのデザインを自分でやってみた。まず自分でやってみるだ。
まえからこんなデザインのウェブページが自分でできればいいな、というページをまめにEvernoteにクリップしていた。その中からピックアップして、同じような感じのページを作ろうとした。
なるほど、素人にはむつかしい。なぜかイメージ通りにいかない。何がダメなんだろう。まず基本的なレイアウトに問題があるのだろう。自分でContainerクラスやboxクラスをCSSで作成してもいいのだが、今はBoostrapやKubu CSSといった非デザイナでも今風のサイトが作れるCSS Frameworkがある。今回はメジャーなBoostrapで作ってみた。Boostrapでうれしいのはグリッドシステムとタイポグラフィが設定されていることだ。正直この2つをちゃんと使っていれば、それなりのページが作れる。
グリッドシステムはレスポンシブでなければ幅940pxからなる12カラムのグリッドを準備してくれている。レスポンシブの機能を使いたい場合は、レスポンシブ用のCSSファイルを追加するだけ、 幅724pxと1170pxに対応ができる。 幅ピクセルでレイアウトするのでなく、 幅をパーセントでレイアウトできるFruid Grid Systemも使える。
タイポグラフィはhタグからはじまって、addressやblockquotesまであり綺麗につくれます。特にblockquotesがお気に入りで、必要もないのに名言を掲載するスペースを作ってしまう。
プログラマ的にはCSSフレームワークはまさに目から鱗です。こんな簡単にできるとは。次はkubuを試してみる。
2013年2月15日金曜日
企業文化
もし自分の会社を作ることが出来るなら何を重視する?
私ならば会社を作るのであれば企業文化を育むことを重視したい。
私は複数の会社に勤め、加えてお客様先での常駐や打ち合わせなどで、いくつかの会社へお邪魔させてもらった。各社ごとに会社の色というか雰囲気が違い、ここは営業が強いとか、ここは品質重視なんだなとか、ここはもっと頑張った方がいいのでは、と思う事があった。この外部の人でも感じるような雰囲気とか、働いている人が共有する判断基準とかが企業文化ではないか。
アメリカでアパレル関連の通販サイトを運営しているザッポスを知っているだろうか。ザッポスを有名にしたのは、アマゾンが2009年に約12億ドルで買収したからだが、私はフォーチュン誌の「働きがいのある企業100社」に選ばれるなど企業文化とコアサービスを売りにしている企業なので興味をもっていた。
カスタマーサポートにマニュアルを用意していない、お客を感動させるために大きな裁量権を現場オペレーター持たせる、など他にない企業文化で成功している。CEOのトニー・シェイは「正しい企業文化があれば、その他のことはうまく収まるものだ。」と信じていて、企業文化を育成するため、社員の雇用時にかわった制度を設けている。
新入社員には入社後カスタマーセンターでの教育を含む4週間の社員教育を実施し、企業文化を体験させる。その後ザッポスの企業文化にあわない人は$2,000支払うので退職してもいいし、合うのならば新入社員として契約することを選択させている。随分と手間をかけているようだ。
ザッポスには企業文化、ブランド、戦略を定義する10のコアバリューがある。
「サービスでWOWと言ってもらおう。」を1番にしているのが、ここの企業文化を象徴していると思うのだが。
10のコアバリューとまではいかないが、私が何か1つコアバリューを決めるなら、
「おいおいそれ違うやろ!」
と誰もが言えるようにしたい。言いたい事が言えない、言ったら損をするって雰囲気はどうも好きではないので。でもザッポスと比べてかなり後ろ向きだな。
企業文化は一日で出来るようなものでなく、長い年月を経て熟成されていくものだろう。なのでこの件は定期的に考えていくこととする。
私ならば会社を作るのであれば企業文化を育むことを重視したい。
私は複数の会社に勤め、加えてお客様先での常駐や打ち合わせなどで、いくつかの会社へお邪魔させてもらった。各社ごとに会社の色というか雰囲気が違い、ここは営業が強いとか、ここは品質重視なんだなとか、ここはもっと頑張った方がいいのでは、と思う事があった。この外部の人でも感じるような雰囲気とか、働いている人が共有する判断基準とかが企業文化ではないか。
アメリカでアパレル関連の通販サイトを運営しているザッポスを知っているだろうか。ザッポスを有名にしたのは、アマゾンが2009年に約12億ドルで買収したからだが、私はフォーチュン誌の「働きがいのある企業100社」に選ばれるなど企業文化とコアサービスを売りにしている企業なので興味をもっていた。
カスタマーサポートにマニュアルを用意していない、お客を感動させるために大きな裁量権を現場オペレーター持たせる、など他にない企業文化で成功している。CEOのトニー・シェイは「正しい企業文化があれば、その他のことはうまく収まるものだ。」と信じていて、企業文化を育成するため、社員の雇用時にかわった制度を設けている。
新入社員には入社後カスタマーセンターでの教育を含む4週間の社員教育を実施し、企業文化を体験させる。その後ザッポスの企業文化にあわない人は$2,000支払うので退職してもいいし、合うのならば新入社員として契約することを選択させている。随分と手間をかけているようだ。
ザッポスには企業文化、ブランド、戦略を定義する10のコアバリューがある。
- Deliver WOW Through Service
- Embrace and Drive Change
- Create Fun and A Little Weirdness
- Be Adventurous, Creative, and Open-Minded
- Pursue Growth and Learning
- Build Open and Honest Relationships With Communication
- Build a Positive Team and Family Spirit
- Do More With Less
- Be Passionate and Determined
- Be Humble
「サービスでWOWと言ってもらおう。」を1番にしているのが、ここの企業文化を象徴していると思うのだが。
10のコアバリューとまではいかないが、私が何か1つコアバリューを決めるなら、
「おいおいそれ違うやろ!」
と誰もが言えるようにしたい。言いたい事が言えない、言ったら損をするって雰囲気はどうも好きではないので。でもザッポスと比べてかなり後ろ向きだな。
企業文化は一日で出来るようなものでなく、長い年月を経て熟成されていくものだろう。なのでこの件は定期的に考えていくこととする。
2013年2月14日木曜日
写真の大きさ
以前にもブログを書くぞ!と意気込んでいたけど、続いたことはなかった。
いつもみんなに言っているのだが、プログラムは書いた通りにしか動かない。前と同じコードだと同じように失敗する。
炎上したプロジェクトをなんとか終わらせた後、さあ次のプロジェクトだと前回と同じやり方でやるとまた炎上する。失敗点を洗い出し、改善しないと同じ事の繰り返しになる。同じやり方でやったら同じ結果になるんだよね。そんなわけで前回ブログ中断の反省し改善しようと思う。
最大の反省点は写真だ。今までは文章のみで構成していたため、どうしてもイメージを伝わらないし、見栄えも違ってくる。内容もそうだが、あまり格好よくなかった。やっぱりブログには写真が必要なのである。
写真を載せるといっても、素材は自分で撮ったものや、著作権フリーのものを使えばいいのは分かっている。ここで確認しておきたいのは、大きさである。ブログに載せる写真の大きさは一体どのぐらいの大きさがいいのか?
やっぱり大きさの揃った写真のブログやサイトは見やすいし、かっこいい。
こんな疑問をもつのは自分だけではないはずだ。
そんなわけで、そもそも世間ではどんなサイズは使われいるのかがわからないので、flickrで扱っているサイズからよさそうなものを選んでみる。
flickrではSmall240からLarge2048のサイズがあるようだ。ブログなのでそんなに大きなサイズだと読みにくいし、小さいのももったいないし。
この中では
このあたりでよいのではないか。自分はデジカメを4:3のフォーマットで撮っているので、ちょうどいい。このサイズで試してみる。
Small320
やっぱしMedium500かな。プレビュー画面でみるとBloggerではこの大きさがいいようだ。自分のお気に入りのサイトの写真をみてみると640*427のところもある。今はまだ写真メインのブログではないので、とりあえずMedium500で行ってみよう。
いつもみんなに言っているのだが、プログラムは書いた通りにしか動かない。前と同じコードだと同じように失敗する。
炎上したプロジェクトをなんとか終わらせた後、さあ次のプロジェクトだと前回と同じやり方でやるとまた炎上する。失敗点を洗い出し、改善しないと同じ事の繰り返しになる。同じやり方でやったら同じ結果になるんだよね。そんなわけで前回ブログ中断の反省し改善しようと思う。
最大の反省点は写真だ。今までは文章のみで構成していたため、どうしてもイメージを伝わらないし、見栄えも違ってくる。内容もそうだが、あまり格好よくなかった。やっぱりブログには写真が必要なのである。
写真を載せるといっても、素材は自分で撮ったものや、著作権フリーのものを使えばいいのは分かっている。ここで確認しておきたいのは、大きさである。ブログに載せる写真の大きさは一体どのぐらいの大きさがいいのか?
やっぱり大きさの揃った写真のブログやサイトは見やすいし、かっこいい。
こんな疑問をもつのは自分だけではないはずだ。
そんなわけで、そもそも世間ではどんなサイズは使われいるのかがわからないので、flickrで扱っているサイズからよさそうなものを選んでみる。
flickrではSmall240からLarge2048のサイズがあるようだ。ブログなのでそんなに大きなサイズだと読みにくいし、小さいのももったいないし。
この中では
- Small 320(320 * 240)
- Medium500(500 * 375)
このあたりでよいのではないか。自分はデジカメを4:3のフォーマットで撮っているので、ちょうどいい。このサイズで試してみる。
Small320
Medium500
やっぱしMedium500かな。プレビュー画面でみるとBloggerではこの大きさがいいようだ。自分のお気に入りのサイトの写真をみてみると640*427のところもある。今はまだ写真メインのブログではないので、とりあえずMedium500で行ってみよう。
2013年2月13日水曜日
コードにハイライト設定をする
今後このブログには技術的なことも掲載していこうと思っている。プログラマにとってはながながと説明されるよりも、コードが書かれている方が分かりやすいこともある。なのでコードにハイライト設定ができるようにしてみた。
今回使用したのはSyntaxHighlighterだ。ウェブページによるとApacheやFacebookなんかもこれを使用している。が、これを簡単に使えるようにしてくれるサイトがある。Syntax Highlighter Scripts Generatorだ。これはSyntax Highlighterで使用できるテーマ、ブラシを選択すると、それに対応するスクリプトを作成してくれるいいやつである。
ちなみにテーマはDefault,Emacs,Eclipseなど8つのテーマがある。自分のお気に入りのテーマを選択して、次にハイライト処理したいブラシを選ぶ。ブラシはActionScrip3からXmlまで23個選べる。Objective-Cがないのが気になるのだが...
まず試しにテーマ:Default ブラシ:C#
でスクリプトを作成。色がうすいのでアクティブになっているのか分からないが、Generateボタンを押す。
すると
<link href='http://alexgorbatchev.com/pub/sh/current/styles/shCore.css' rel='stylesheet' type='text/css'/> <link href='http://alexgorbatchev.com/pub/sh/current/styles/shThemeDefault.css' rel='stylesheet' type='text/css'/> <script src='http://alexgorbatchev.com/pub/sh/current/scripts/shCore.js' type='text/javascript'></script> <script src='http://alexgorbatchev.com/pub/sh/current/scripts/shBrushCSharp.js' type='text/javascript'></script> <script language="javascript" type="text/javascript"> SyntaxHighlighter.config.bloggerMode = true; SyntaxHighlighter.all(); </script>
こんなスクリプトが生成される。このスクリプトをコピーして先頭にペーストする。Bloggerだったら作成モードでなくHTMLモードにして、ペーストする。
そして、Htmlには
<pre class="brush:c-sharp"> ここにこんな感じでコードを書く。 class NewClass { public void doProcess() { } } </pre>
すると
class NewClass { public void doProcess() { } }
ハイライト処理がされているのがわかります。他のブラシを使いたいのであれば、shBrushCSharp.jsを変更。
あと同じく<pre class="brush:c-sharp">を変更。
これで他のブラシが使える。
ブラシの一覧があるので使いたいものを選べばいい。
このSyntax Highlighterはバージョン3系では折り返し処理ができなかったり、バージョン2系とは動きは違うらしい。みんな細かいところは自分で修正して使っているようだ。とりあえず今回はこれでよしとして、使っているうちに不満が出てくるだろうから、そのとき対応する。
多分。
2013年2月12日火曜日
法務局へ
みんな法務局とは何をするところか知っているのだろうか?
私は大学は法律学科だったし、あと伯父が法務局に勤めていたらしく、そんな機関が存在することはうすうす知っていたのでだが、正直言って40年ぐらいの人生で法務局にいく機会はまったくなかったし、これからの人生でもそんな機会はないだろうなと思っていた。
しかし、今回法務局へ行く用件が発生したので初めて法務局へ足を運んだのであった。 ちなみに法務局のウェブサイトでは
「法務局では、登記、戸籍•国籍、供託等の民事行政事務と訟務事務及び人権擁護事務を行っております。」
と高機能をうたっているのだが、今回はその中でも登記、それも会社登記の前準備として、商号検索に来たのである。
会社を作るための第1歩は商号(会社の名前)を決めることだが、商業登記法には同一の所在場所における同一の商号の登記の禁止の規定があるだけで、自由に商号を決定するこどができるとある。しかしながら、やっぱり近隣に同じような名前の会社があるのは避けたいので、登記前に事前にチェックしに来たのだ。
事前に調べた情報では、何か閲覧所みたいところがあって、自分でひたすら検索しなければならないようなことを書いていた。国会図書館で昔の資料を探しているジャーナリストみたいかなと期待していたのだが、さすがは未来を走る日本、そんなことをする必要はまったくなかった。専用端末の前に座り、これから登記したい会社名を入力するだけ。時間にして約30秒ぐらい。あっさりと終了した。
検索結果は該当なしでした。安心して登記処理が行えます。
私は大学は法律学科だったし、あと伯父が法務局に勤めていたらしく、そんな機関が存在することはうすうす知っていたのでだが、正直言って40年ぐらいの人生で法務局にいく機会はまったくなかったし、これからの人生でもそんな機会はないだろうなと思っていた。
しかし、今回法務局へ行く用件が発生したので初めて法務局へ足を運んだのであった。 ちなみに法務局のウェブサイトでは
「法務局では、登記、戸籍•国籍、供託等の民事行政事務と訟務事務及び人権擁護事務を行っております。」
と高機能をうたっているのだが、今回はその中でも登記、それも会社登記の前準備として、商号検索に来たのである。
会社を作るための第1歩は商号(会社の名前)を決めることだが、商業登記法には同一の所在場所における同一の商号の登記の禁止の規定があるだけで、自由に商号を決定するこどができるとある。しかしながら、やっぱり近隣に同じような名前の会社があるのは避けたいので、登記前に事前にチェックしに来たのだ。
事前に調べた情報では、何か閲覧所みたいところがあって、自分でひたすら検索しなければならないようなことを書いていた。国会図書館で昔の資料を探しているジャーナリストみたいかなと期待していたのだが、さすがは未来を走る日本、そんなことをする必要はまったくなかった。専用端末の前に座り、これから登記したい会社名を入力するだけ。時間にして約30秒ぐらい。あっさりと終了した。
検索結果は該当なしでした。安心して登記処理が行えます。
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