2015年6月8日月曜日

Raspberry Piでネットワークプレーヤーを作ってみた

先日電気電子工作の交流会えれくら!に参加させてもらいました。
そこで皆さんが楽しそうに電子工作の話をされていたのにつられて

「私もやりますよ!」

と言ってしまいました。

実は、去年のことですが私もRaspberry PiとBluetoothのセンサーキットを購入していたのでした。

センサーは加速度、温度、湿度など測れるので、これを事務所のドアに吊るして置けば、ドアが開いたとこきにセンサーを検知して、事務所の入退室が記録できると思ったのです。

しかし、届けられたキットを組み立ててセンサーとの通信が確認できたところで、忙しくなり、システムは未完成のまま終わってしまいました。

せっかくなので、そのRaspberry Piを使って、何か他のことはできないのかと探してみたところ、Raspberry Piでネットワークオーディオプレーヤーを作っている方々のページに目が留まりました。

Raspberry Piはi2S信号を出力することができるので、Raspberry PiにDACを直結させると、一般的なDAC-USB接続より、素晴らしい音楽が聴けるようになるそうです。
早速、DAC基盤を配布してくださっているサイトにアクセスして1枚購入させて頂きました。




殆ど完成品レベルの基盤ですが、Raspberry Pi Model BとDACを繋げるには8ピンのヘッダを基盤に半田付けする必要があります。
半田付け作業などはもう15年ぐらいやってません。
道具も全くありませんので、とりあえず最低限必要そうなものを集めました。

道具、DACも揃ったので、早速取り付けです。
取り付けは全然簡単でした。P6とプリントしてある場所にヘッダピンを入れて、半田付けするだけです。あとはDAC基盤を差し込むだけで完成です。




Raspberry Piはvolumioと呼ばれるネットワークプレーヤー専用のディストリビューションがありますので、それをダウンロードして使用します。
volumioはWebUIで詳細設定できるので、何の問題もなくセットアップが終了して音が出てきました。




オフィスでWebラジオを流していますが、音もいいし、Raspberry Piなので電気代もかかりません。これはオススメです。

volumioやDACを開発された人々に只々感謝するばかりです。