2013年2月17日日曜日

プログラマ

社会人としてのキャリアをスタートさせた会社はメーカーだった。そのメーカーではプログラマとシステムエンジニアは別組織となっており、求人も別に行っていた。就職試験を受ける時点で将来、プログラマになるのかシステムエンジニアになるのかを決めなければならなかった。

今思えばこの2つの仕事がどんなに違うかを理解していたかといえば、怪しい感じだった。その求人票の勤務地はプログラマは横浜、システムエンジニアは東京と書いてあった。あまり悩まないで、東京よりは横浜の方がいいかなぐらいの漠然とした思いでプログラマとなった。

入社後の教育でプログラマはプログラムを書く、システムエンジニアとはミドルウェアなどをつなぎ合わせてシステムを構築する。こんな感じの説明を受けて、それやったらプログラマの方が物が作れるし、全然かっこいいやないかと思った。

それから時間が過ぎていまはなぜか、システムエンジニア>プログラマのような階級がある。この階級は業界内では大きな意味をもち、エンジニアの待遇もこの階級によって違う。なので業界では誰もが「システムエンジニア」を名乗っている。

私は普段から職業を聞かれたとき、「プログラマです。」と答えている。お客様先へ伺って仕様を策定して、システム作成までおこなっているが、やっぱり自分ではプログラマだと思っている。今もプログラマの方がかっこいいと思ってるんだけどな。

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